「コードギアス」新作劇場版『奪還のロゼ』第3幕は「精神的にえぐられる」話多数…キャスト印象 最終章に向け期待高める
「コードギアス」シリーズ新作アニメーションとして全4部作にて展開中の『劇場版 コードギアス 奪還のロゼ』より、第3作目となる3幕の上映が7月5日(金)からスタート。この度、公開直後にあたる7月6日(土)に本作キャスト登壇での公開記念舞台挨拶が新宿バルト9にて開催された。 【画像】イベントに登壇した皆さん・次回第4幕のキービジュアル・予告映像が公開(全6枚) 舞台挨拶には、主人公ロゼ役の天﨑滉平さん、アッシュ役の古川慎さん、大橋誉志光監督、谷口廣次朗プロデューサーが登壇。これまでの振り返りとともに、来月公開の最終幕に向けて、の新情報なども解禁された。
第3幕は「精神的にえぐられる」今からでは少し間に合わない?楽しみ方も紹介
まずは、昨日第3幕の公開を迎えた心境を聞かれた大橋監督が「(昨年の『コードギアス』公式イベントで)公開の告知をしたときは冬で、完結は8月か……遠いなと思っていたのに。もう来月が最終幕で驚いています」と、ここまであっという間だったことを回想。昨日に第3幕を観て、ステージ上にパンフレットを持参した天﨑さんは、「レイトショーで観たんですけど、すごくたくさんお客さんが入っていて。回を増すごとにお客さんが増えているような印象があって、うれしいです」と満面の笑み。会場には第1幕や第2幕を5回以上観たというファンが多数いる一方で、『奪還のロゼ』を観るのはこの第3幕が初めてという人もおり、幕を重ねるごとに本作の評判が広がっていることが改めて感じられた。 また、「3幕は精神的にえぐられる話が多かった」と振り返った古川さんは、SNSなどで本作を観た人たちの感想を読み、楽しんでもらえてうれしかったと話す。谷口プロデューサーは、懐かしいキャラクターたちが登場したことに触れて「3か月くらい前に、『コードギアス』シリーズを全部観ている方は一番楽しめると思いますよと話したんですが、それがやっと回収されたなと。キャストのみなさんも揃って収録していただいて、同窓会みたいでしたね」と、感慨深げに語った。 これまで謎に包まれていたアッシュの過去が語られ、アッシュとサクヤの関係性が変化した第3幕。今回のロゼについて質問された天﨑さんは、ロゼが今後登場しなくなってしまいかねない展開にハラハラしたことを明らかにし、「1幕、2幕とはロゼの立ち位置やお芝居が大きく変わったと思いますね。今後どうなっていくかはお楽しみに」とコメントした。さらに、第3幕の劇場グッズであるボイスチェンジャー型キーホルダーを、ネックレスにして身に着けているとアピール。「僕、これ役なので(笑)」という言葉に、会場は笑いに包まれた。