市和歌山、実戦へ手応え 県外2校と3カ月ぶり練習試合 /和歌山
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する市和歌山は9日、8日の対外試合解禁を受け、同校で石川県立羽咋(はくい)、岐阜県立岐阜総合の2校と練習試合を行った。他校との試合は昨年11月以来、約3カ月ぶり。選手たちは実戦感覚を確かめるようにプレーしていた。 1試合目の羽咋戦は、片上柊也選手(2年)と瀧谷侑斎選手(1年)の本塁打などで20-4と大勝した。ただ、守備では野手の失策など細かいミスも目立った。2試合目の岐阜総合戦は初回に緒方隆之介選手(2年)の本塁打などで2点を先制したが、中盤に逆転を許した。終盤は反撃したが、チャンスを生かし切れず、5-7で敗れた。 試合後、緒方選手は「練習の成果でこれまで打てなかった右方向に本塁打が打てた」と手応えを語った。半田真一監督は「打撃面では一定の収穫があった。守備のミスなどを教訓とし、今後の練習に生かしていきたい」と話した。【後藤奈緒】