【突然の秋】観測史上最高気温記録した前週から“激変”で街角の様子は?体調管理のポイントは?(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
先週、静岡市で、9月としては観測史上最高の気温を記録したばかりですが、今週に入って一気に秋が近付いてきたようです。寒暖差が激しい中、街の様子の変化、体調管理のポイントなども取材しました。 26日 朝、秋の気配を感じた人も多いのでは? (会社員・40代) 「(朝)寒かったです。きょう朝散歩したときに、ちょっと肌寒いなって思いました」 (主婦・70代) 「きょうは羽織るものとか、まあ、このカーディガン着て、ちょっと買い物に来たんですけど」「ちょっと羽織るものが欲しいですね」 静岡市は、26日 朝、最低気温18.4度に。約3か月ぶりに朝20℃を下回り、今シーズン一番涼しい朝となりました。青葉通りでは、早くもイルミネーションの準備が進められていました。 けさ15.4度と肌寒い朝となった御殿場市。 (坂井 太一 記者) 「午前7時過ぎです。あちらの温度計見てみますと現在19度 となっています。私ですね、今シーズン初めてジャケットを 着ました。風がひんやりしていて少し肌寒いです」 つい、この前までは“厳しい残暑”でしたが、一転、肌寒い陽気に…。“暑さ対策”から一転、街の人は“寒さ対策”を意識していました。 (御殿場市民・80代) 「けさ、寒くて目が覚めた」 (建設現場で働く人) 「現場職なので、やりやすい環境になった感じですかね」「この間までは空調服を着ていたが、きのうとかも着なかった」 (会社員・18歳) 「きのうジャンパー着なかったら寒かったんで、きょうは着てきました」「外でた瞬間から家に帰りたくなる」「寒すぎて外に出る気もなくなる」 急にやってきた「秋の訪れ」を感じさせる気候。駿府城公園内にある「おでん」の店で話を聞くと…。 (おでんや おばちゃん 杉浦 孝 店主) 「先週のこの3日間と比べると、100人ぐらい増えてると思います」「自然に公園に散歩したくなる季節になったんじゃないかなと」「おでんのにおいもすると思うので」「それで寄ってくれるようになったんじゃないかなと」 気温が落ち着き「おでん」を買い求める人も増えて、店の期待も高まります。旬を迎えた秋の味覚を買い求める人も。 (買いに来た人) 「きょう20本買いました。焼きいも食べたかったので、ずっと、ちょっと楽しみです」 壺の中で、じっくり時間をかけて焼き上げる甘みの強い「つぼ焼きいも」が人気のこの店。 (つぼ焼きいも いもじぇんぬ 鈴木 冬以さん) 「先週までは、結構、冷やし焼きいもが多かったが、きょうから急に焼きいもを買いたいという予約が入っている。先週、焼きいもは3、4本ぐらい。今週は30本、40本と、どんどん増えていくと思う」 この涼しさに焼きいもの売り上げは10倍以上、ますます期待がかかります。一方で”寒暖差”から体調不良を訴える声も。 (高校1生生) 「頭が痛くなったりします。お腹が冷えたり、結構、寒暖差でやられます」「寒暖差がひどいと体調を崩しやすいから」「お腹とかを冷やさないために長袖を着たり、長ズボンも履いて、あまり肌を出さないようにしている冷えないように」 医師は、急に寒くなった時には体調の変化に注意が必要だと指摘します。 (するがこどもクリニック 草深 純一 院長) 「ことしの夏は異常な暑さで、ちょうどこの時期は暑さの疲れも出てくる」「プラスここ一週間ぐらいの寒暖差で、体調崩す方が増えてきたかなっていう印象はあります」 先週 20日 金曜日。9月の観測史上最も暑い39.2度を観測した静岡市ですが、26日は最高気温29.2度。一方、最低気温は、18.4度で、日中との気温差は10度以上。対策としてできることは? (するがこどもクリニック 草深 純一 院長) 「十分な睡眠、あとは休息、あと食事ですね。もうこれがやはり一番大事。体が慣れてくるまでは、自分の体力を温存する。あとは昔から言われているのが、手洗い・うがいが一番効くので、そこを注意してもらって、無理な行動は、体がなじんでくるまではしないことが原則かなとは思いますね」 実りの秋を満喫するにもまずは体調管理に気を付けたいところです。