パリパラリンピック

小田凱人[写真/ゲッティイメージズ]

パリパラリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）の車いすテニスは5日、男子シングルス準決勝が行われており、第2シードの小田凱人が第4シードのG・フェルナンデス（アルゼンチン）から第1セットを6-2で先取した。 【小田 凱人vsフェルナンデス 1ポイント速報】 両者は6度目の顔合わせであり小田の6勝2敗。直近では今年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）決勝で対戦しており、小田が7-5, 6-3のストレート勝ちを収めている。 世界ランク2位で18歳の小田はパラリンピック初出場。18歳にしてすでに四大大会で4勝を挙げており、昨年には史上最年少での世界ランク1位を記録した。パリパラリンピックと同会場で行われている全仏オープンでは昨年と今年で2連覇を達成しており、今大会の金メダルの有力候補とされている。 今大会では初戦の2回戦で世界ランク26位のB・バートラム（イギリス）、3回戦で同19位のD・ロドリゲス（ブラジル）、準々決勝で第6シードのT・エフべリンク（オランダ）を下し準決勝に駒を進めた。 一方、世界ランク4位で30歳のフェルナンデスは初戦となる2回戦で同23位のF・カタネオ（フランス）、3回戦で第14シードのA・カタルド（チリ）、準々決勝で第5シードのG・リード（英国）を破り4強入りを果たした。 なお、この試合の勝者は決勝で第1シードのA・ヒューエット（イギリス）と第3シードのM・デ ラ フェンテ（スペイン）のどちらかと金メダルをかけ対戦する。