単独でジャッジ、ソト、スタントンの合計を上回る…大谷翔平が放った“450フィート超え弾の数”に米注目「彼のような選手はいない。ユニコーンだ」
圧倒的なパワーにただただ感嘆するしかない。 現地時間11月12日(日本時間13日)、各ポジションで優秀な打撃成績を残した選手に贈られる「シルバースラッガー賞」が発表され、ナ・リーグDH部門には、ドジャースの大谷翔平が選出された。2021年、23年に続き3度目の栄冠となり、これはマリナーズ時代の01年、07年、09年に受賞しているイチロー氏と並ぶ日本選手最多記録だ。 【動画】特大の一発!大谷翔平が4年連続4度目の30号アーチを放つシーン 今季159試合で打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036を記録し、前人未到の「50-50」達成、2年連続の本塁打王など、数多くの偉業を成し遂げた大谷。DH史上初のMVP受賞にも期待が高まる中で同日、MLB公式ネットワーク局『MLB Network』は、日本人スターがたたき出した衝撃のデータを紹介している。 同局によれば、今季450フィート(約137メートル)超えの特大弾を9本放っており、これがメジャー最多の数字だったという。球団別で比較しても大谷より多く打っているのは、ロッキーズの11本だけ。なお、アーロン・ジャッジ、フアン・ソト、ジャンカルロ・スタントンといった強打者揃いのヤンキースですら、合計7本しか打っていない。 番組に出演したトム・ベルドゥッチ記者は、「ドジャースの試合に行くならどこに座るとしてもグラブを持って行ってほしい。一番上の席でも、オオタニの打球が飛んでくるかもしれないから」と呼びかけ。ゴルファーのスイングと比較しながら「腰の回転」に注目し、「彼のような選手はいない。ユニコーンだ」と絶賛していた。 たった一人でほぼ全球団の数字を上回ってしまう大谷。はたして今オフは、どれだけの表彰を受けるのだろうか。今後も彼の受賞ラッシュが楽しみだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]