橋本愛主演『早乙女カナコの場合は』山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼の出演が決定 特報映像も公開
橋本愛が主演を務める映画『早乙女カナコの場合は』の追加キャストが発表された。 本作は、数多くの話題作を世に送り出し、国内外で高い評価を得ている柚木麻子の小説『早稲女、女、男』を原作とした実写映画。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコ(橋本)と演劇サークルの先輩・長津田(中川大志)の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記となっている。監督は、『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』などで知られる矢崎仁司が務める。 【動画】映画『早乙女カナコの場合は』特報映像 このたび追加キャストとして、山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼の出演が決定。別の女子大に通うも、カナコや長津田が所属する演劇サークル「チャリングクロス」に入部し、長津田に急接近する本田麻衣子役を山田、内定先の先輩で、厳しさと優しさを兼ね備え、カナコにとって社会人として尊敬する存在の慶野亜依子役を臼田、同じく内定先の先輩でカナコに想いを寄せる吉沢洋一役を中村が演じる。 また、本作の特報映像が公開された。映像は、カナコが扉を開けると長津田が満面の笑みを浮かべ、シャンパンを開けるシーンからスタートする。「この男は、バカだ。でもずっと好きな私は、もっとバカだ」という印象的なナレーションとともに、海辺でホタルイカを一緒に食べる姿や、長津田がカナコを抱きしめるシーンなど、ふたりのエモーショナルな瞬間が描かれている。 ■山田杏奈 コメント 大学生活という限られた時間の中で自分の在り方を探る麻衣子にヒヤヒヤとさせられたり共感したり。どうなるか分からなくても、先が見えなくても、好きなように生きていいじゃないか!という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。観終わったあと自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような。楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。 ■臼田あさ美 コメント 原作、台本、と読んで、慶野亜依子の話す言葉が聡明であり、逞しく、艶美な様が浮かび、大事にしたいと思いました。現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました。 ■中村蒼 コメント 矢崎監督はあまり多くは語らないけれど、確実に頭の中に理想としてある監督が求めている芝居をカメラの前で表現するのはとても難しかった。けれど、OKの声を聞いた時は本当に嬉しかったことを覚えています。 互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物たちを応援してあげてほしいです。 <作品情報> 映画『早乙女カナコの場合は』 2025年3月14日(金) 公開 (C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2024「早乙女カナコの場合は」製作委員会