松本人志訴え取り下げ、同期のハイヒール・リンゴ「松本くんの復帰とか、行方を見守りたい」
漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ(63)が、9日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分)に出演。ダウンタウン松本人志(61)が「週刊文春」に性的行為教養疑惑を報じられ、名誉毀損(きそん)されたとして発行元の文藝春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求めていた訴訟が終結したことについて言及した。 松本は前日8日に代理人弁護士を通じてコメントを発表。同局特別解説委員の高岡達之氏(60)は、「(松本のコメントは)1から10まで弁護士さんを含めて周りの方が、『法的にここは問題ない、法的に後から言われるところははっきり言っておきましょう』というので構成されている。これはこれであったうえで、松本さんって世間の皆さまに愛されている方ですよね。となれば、松本さんのもっと温かい、人間らしい別のコメントをお出しになっていたら、もうちょっと印象がいいのになと思います」と語った。 松本が訴えを取り下げた理由について、佐藤みのり弁護士(39)は「裁判の外で何らかの合意がなされた、だからこそ、もう裁判を続ける必要がないですね、ということで訴えを取り下げたということ」との見解を示した。 取り下げには双方の合意が必要で、「今回のこのコメントも、両者が『この内容でいいよね』というふうに合意した結果だと思う。松本さんが何に対して謝罪しているのかというところまでも、両者合意のもとで出されたということになると思います」とした。 また、今後について松本側も、文春、女性サイドもそれぞれ「今後この件に関しては争わない」という話し合いが成立している可能性も指摘。「せっかくコメントを出したのに無駄になっちゃいますし、取り下げというのは、理論上は訴えが最初からなかったことになるので、もう1回松本さんが訴えるとか、それもできちゃう。そんなことになっちゃったら意味がないので、みんなで話し合って、もうこの件についてはこれで解決しましょうというふうな合意をしているのかなと、そういうふうに思います」と説明した。 ダウンタウンと同期のハイヒール・リンゴは「突然こういう発表で、みんなちょっと『ええっ?』ってなったんですけど」と驚いたことを明かし、「週が明けて、松本くんの復帰とかいろんなことも含めて、ちょっと行方を見守ってみたいなと思います。今のところ、これ(コメント)しか分からない」と静観する姿勢を示していた。