なら国際映画祭2024のコンペティション部門、16作品のラインナップが解禁
なら国際映画祭2024が9月20日から23日にかけて奈良・奈良市ならまちセンターほかで開催される。このたびインターナショナルコンペティション部門と、学生が手がけた作品を対象とするNARA-wave(ナラウェイブ)部門のラインナップが発表された。 【画像】「パーマネント・ピクチャー」場面写真(他62件) なら国際映画祭は、河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎えて2010年に開始。2年に1度行われており、今回が8回目の開催となる。インターナショナルコンペティション部門とNARA-waveにおいて受賞した監督には、映画製作プロジェクトNARAtive(ナラティブ)の企画提案権利が与えられる。 インターナショナルコンペティション部門では、世界各国から選ばれた6作品がスクリーンにかけられる。上映後には監督が登壇する舞台挨拶も実施予定で、優れた作品にはクロージングセレモニーで最高賞“ゴールデンSHIKA賞”や観客賞が与えられる。NARA-waveでは、日本の学生の作品を含む10本を上映予定だ。ラインナップは下記や映画祭の公式サイトで確認を。 ※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記 ■ なら国際映画祭2024 2024年9月20日(金)~23日(月・祝)奈良県 奈良市ならまちセンターほか □ インターナショナルコンペティション ・サートゥ / うさぎ年(UK・ラオス / 監督:ジョシュア・トリッグ) ・失った時間(中国 / 監督:ツァイ・ジエ) ・鳥かごは鳥を探す(フランス・ロシア / 監督:マリカ・ムサエヴァ) ・パーマネント・ピクチャー(スペイン・フランス / 監督:ラウラ・フェレス) ・催眠(スウェーデン・ノルウェー・フランス / 監督:アーネスト・デ・ギア) ・ハートレス(ブラジル / 監督:ナラ・ノルマンデ、ティアオ) □ NARA-wave 学生映画コンペティション ・白内障(ポーランド / 監督:ルーカス・イヴァニクツ) ・よく見れば星(日本 / 監督:森三春) ・葉っぱのささやき(カナダ / 監督:ラブリーン・フンジャン) ・砂時計(日本 / 監督:チン・ジョキン) ・奇祭(日本 / 監督:榊原滉) ・ヘイルストームに咲く花(インド / 監督:マハラシ・トゥヒン・カシップ) ・忘れたものだけが新しい(ドイツ / 監督:モナ・シーア) ・枯葉は川をくだる(日本 / 監督:チョウ・タクウ) ・詩人(英国・中国 / 監督:クン・サン) ・分離の予感(日本 / 監督:カ・エイケツ)