中日、金丸夢斗投手の素顔に迫る 元阪急ブレーブス投手・山口高志さんとの出会いが転機に「神的な存在」
高校ではなかなか芽が出なかった金丸投手ですが、大学入学後に本格的に山口さんの指導を仰ぐと、プレースタイルに変化が表れました。 金丸投手: 「山口さんからのアドバイスで『1回やってみないか』と。もともと、ノーワインドアップでしたが、(振りかぶる)ワインドアップに変えました。そこから球の勢いも良くなりましたし、結果にもつながりました」 その要因は、体重移動がスムーズになったことと自らを分析する金丸投手。山口さんの教えは技術面だけではありません。
恩師の言葉を胸に前に進む
練習で毎日のように口にする、金丸投手を奮い立たせる言葉があります。 ・栄光への近道なし ・限界の先に成長あり ・継続は力なり ・妥協の先には後悔ばかり 「この(山口さんの)言葉のおかげで、苦しい練習のときでも明るく取り組むことができました」と金丸投手。現在は、5月に痛めた腰の回復を目指して練習を制限しています。 「井上監督やスカウトの方にも、『息の長い選手になってもらいたい』と言われたので、焦ることなく体と相談しながら、少しずつ動いていこうと思っています。今は練習もほとんど休んでいるので、だいぶ(けがの)回復は早まっているんじゃないかな、と」
息の長い選手になるべく、万全な状態でのキャンプインを目指します。 「焦らずに2桁勝利を狙っています。(ドラゴンズの)優勝に貢献できる選手になりたいです。(最終的な目的は)“日本一の投手”になること」 金丸投手の夢の続きは、プロ野球の舞台・名古屋の地で新たなステージを迎えます。
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