「僕がきゃべつだって家族も知らないんです」1年間で約3億円“投げ銭”されるVライバーに「高額を貢ぐファン」「アンチ」「配信中の事故やトラブル」について訊いてみた
2023年3月から「TikTok LIVE」にて「Vライバー」として活動しているきゃべつ氏(29)。今年6月にはアジア圏のトップライバーが参加する大規模イベントの日本代表に選ばれるなど、同業界で圧倒的な人気を誇っている。活動を始めてから、すでに投げ銭で合計3億円以上をもらっているとのことだが、“貢がれる”ことに対してはどう思っているのか? また、やはりプライベートでは豪勢な生活を送っているのか? 本人に訊いてみた。 〈画像〉取材に答える「アバターではない」リアルなきゃべつ氏に「大金を稼いだことで、生活は変わりましたか?」と質問すると…
「配信は娯楽。リアルを充実させてから、投げ銭を楽しむべき」
──きゃべつさんは、配信者としては売れているほうなのでしょうか? きゃべつ(以下同) おそらく国内トップ30ぐらいには入っていると思います。Vライバーとしては、TikTokの中ではたぶん1位です。Vライバーは世界的にもまだまだ少ないので、僕がTikTok LIVEで日本一である時点で、同時に世界一でもあるんです。最近もずっと右肩上がりですし、配信のイベントが重なると、さらに収益が多くなるのは事実です。多いときで、月間総ギフト額で約4000万円近くはいきました。 ──Vライバーに投げ銭するのは、つまりリスナーが“貢ぐ”ということですよね。昨今のホスト問題ではないですが、あまりにも法外な金額を貢ぐと、問題も起きると思いますが……。 たしかに高額な投げ銭が問題化していて、今後規制が入るとも予想されていますが、これはもう7~8年前ごろからあるカルチャーです。18歳未満は規約で投げ銭できないようになっていますし、僕のリスナーさんは9割くらいが30~50代の女性です。 ──ファンの中には、借金して投げ銭をしている人も多いと言われています。申し訳ないと思いませんか? そういう人がいるのは知っていますが、僕はそれを望んでいませんし、定期的に「無理して投げ銭しないでください」とも言っています。僕自身、配信は娯楽だと思っていますし、投げ銭やギフトは自分の生活をすり減らしてまでするものではない。なので、僕としては「リアルを充実させてから、投げ銭を楽しみましょう」って言うようにしています。でも、配信者としても、今後こうしたことが問題になっていくだろうなというのは感じています。 ホストにハマる女の子が体を売るのと似た怖さを感じることはあります。それこそ、会社に勤めている人がクライアントのカード情報を使って投げ銭してしまった、というニュースが去年報じられていました。そういったことは自分も望んでいないですし、投げられた側としても複雑ですよね。
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