ヱビス発祥の地で醸造再開 サッポロ、新鮮ビール提供
サッポロビールは2日、東京・恵比寿に設けた「ヱビスビール」の醸造施設を報道陣に公開した。ブランド発祥の地で約36年ぶりにビールづくりを再開する。その場で新鮮なビールを味わうことができ、若年層など新たな顧客の取り込みを図る。3日に開業する。 施設の名称は「YEBISU BREWERY TOKYO」(エビス・ブルワリー・トウキョウ)。カウンターでビールやおつまみを楽しめるほか、醸造釜をガラス越しに見学でき、醸造スタッフと交流することもできる。 サッポロは1890年に恵比寿工場でヱビスビールの製造、販売を開始したが、1988年に閉鎖した。