首相指名選挙「河村たかし」3票に議会内に笑い声 「首相を狙う男アゲイン」で…15年ぶり国政復帰
衆院選を受けた第215特別国会が11日、召集された。 衆院本会議での首相指名投票では、与党が過半数割れに追い込まれたため、1回目の投票では投票総数の過半数を獲得した党首はおらず、自民党総裁の石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票が行われることになった。 【写真】街頭演説行った河村たかし氏(左)と百田尚樹氏 首相指名投票で決選投票となったのは史上5例目で30年ぶり。1994年、村山富市・社会党委員長と自民を離党した海部俊樹元首相による決選投票となり、村山氏が選出され、自社さ3党による連立政権が誕生して以来となった。 投票では石破氏が221票、野田氏が151票。ほか日本維新の会の馬場伸幸代表が38票、国民民主党の玉木雄一郎代表が28票、れいわ新選組の山本太郎代表が9票、共産党の田村智子委員長が8票、有志の会の吉良州司代表が4票、参政党の神谷宗幣代表、日本保守党の河村たかし代表がともに3票だった。最後に河村氏の投票結果が議場に響くと、少し間を置いて笑い声も起こった。 首相指名投票では「河村たかし」票に、ネットがわいた。「河村たかしさんに3票入ったんだ。いいと思う」「ついに総理指名で河村たかしの名前が…」「総理を狙う男アゲインの河村たかし氏が、首班指名選挙で3票入るのは激アツ展開だなw」「このラインナップに河村たかし入ってるの素直にすげーと思うわ」と驚きの声も。また「誰だよ、河村たかしに投票したやつは」「3票じゃ総理大臣アゲインにならないね 総理を狙う男無理じゃん」とツッコミの声もあった。 河村氏は10月27日投開票の衆院選で名古屋市長から転身し、日本保守党で立候補。愛知1区で当選して15年ぶりの国政へ復帰した。衆院選は「総理を狙う男アゲイン」として立候補していた。