高橋竜矢が桐生順平を抑えて今年2度目のV/ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖の「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」は14日、準優戦を勝ち上がった6選手によって優勝戦が行われた。 雨が降る時間帯もあったが、シリーズを通して吹いていた向い風が弱まり、天候は僅かに回復。対岸に虹がかかる中で優勝戦を迎えた。スタート展示同様に枠なり3対3の進入。絶好枠で人気を集めた山本寛久がコンマ20と立ち遅れ、2コースからコンマ10のスタートを決めた佐々木康幸がジカまくり。しかし両者は大きく流れてしまい、大きく開いた懐へ3号艇の高橋竜矢と4号艇の桐生順平が差しを入れた。バックは高橋、桐生と立て直した佐々木が接戦状態になり、内有利に2Mを先に回ったのは桐生。ところが初動で艇が跳ねてしまい、ターンマークを外してしまった。そこへ切り込んだ高橋がホームでわずかに先行。2周1Mで逆転を狙った桐生を封じて、高橋が1着でゴールした。 2着は桐生、最終ターンで佐々木を逆転した上田龍星が3着。2連単3-4は3940円の12番人気、3連単3-4-5は1万2940円で35番人気の万舟決着になった。 高橋は7月のびわこに続いて今年2度目、通算では5度目、当地は初の優勝。桐生で良かった時のペラに叩き変えて準優、優勝戦と最高の結果を出した。次走はその桐生が舞台のヤングダービー。勢いをつけて臨む晴れ舞台での活躍にも大いに期待ができそうだ。
マクール