ＡＢＣ座で新作ミュージカルに挑戦するＡ．Ｂ．Ｃ―Ｚ。上段左から時計回りに橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一

　アイドルグループ「Ａ．Ｂ．Ｃ―Ｚ」が主演する「ＡＢＣ座２０２４『大金星（ＢＩＧ　ＶＥＮＵＳ）～時代（とき）を超えて～』」が１１月から１２月にかけて東京、大阪、愛知で上演されることが決定した。 　ＡＢＣ座は２０１２年からグループがライフワークとして大切にしてきたステージ。今回は全編を新作ミュージカルとして上演し、脚本は演劇ユニット「王様の演劇部」主宰の斎藤栄作さん、演出は俳優としても活躍する河原雅彦が手がける。３都市をツアー形式で回るのは１２年ぶり。 　昨年１２月に河合郁人（３６）が脱退し、橋本良亮（３１）、戸塚祥太（３７）、塚田僚一（３７）、五関晃一（３９）の４人体制となって初のＡＢＣ座は、それぞれの世界で心に闇を抱えて生きてきたフット（橋本）、ポテト（戸塚）、北街角ススム（五関）、ダイナマイト・ＦＵＪＩＹＡＭＡ（塚田）ら４人のアウトサイダーがまばゆい光に包まれた星・大金星（ＢＩＧ　ＶＥＮＵＳ）を舞台に大活躍する物語だ。

ＡＢＣ座２０２４のポスタービジュアル

　劇中の楽曲は、所属事務所先輩や後輩たちの名曲をふんだんに使用。内博貴（３８）が大金星の黒幕的な存在の役「ハート」でＡＢＣ座に初参加するほか、ジュニアグループ「少年忍者」からも５人が大金星の個性豊かな住人を演じる。 　塚田は「曲数も相当な数となっています。だから、すごく本当にワクワクドキドキの連続っていう感じの作品になるんじゃないのかな」とアピールしている。東京公演は東京ドームシティホールで１１月２５日～１２月８日、大阪公演はＣＯＯＬ　ＪＡＰＡＮ　ＰＡＲＫ　ＯＳＡＫＡ　ＷＷホールで１２月１２～１６日、愛知公演はアイプラザ豊橋で１２月２６～２８日。