【プレビュー】ヤクルトは奥川恭伸に連敗ストップ託す、7連勝中の阪神と8連敗中のDeNAが対戦、ほか | セ・リーグ | プロ野球
8月2日~4日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
読売ジャイアンツ vs 東京ヤクルトスワローズ
2位の巨人と最下位のヤクルトが対戦。 3連敗で首位とゲーム差なしの2位になった巨人。連敗ストップを託されるのは、7月から再び先発に回った赤星優志だ。先発復帰後の2試合はいずれも5回2失点と試合を作っている。カード頭の重要な一戦で好投し、今季初勝利となるか。 一方のヤクルトは、こちらも現在3連敗中。先発は奥川恭伸だ。6月に復帰した右腕は、ここまで4試合で2勝1敗、防御率3.32の好成績をマーク。7月21日のDeNA戦では4回3失点と試合を作ることができなかったが、今回は先発の役割をはたしてチームの連敗を止めたい。
横浜DeNAベイスターズ vs 阪神タイガース
4位のDeNAと3位の阪神が直接対決。 後半戦は未だに白星なし、現在8連敗中で3位・阪神とは5ゲーム差となったDeNA。なんとしても連敗を止めたいチームは、ジャクソンを先発に立てる。ジャクソンは対阪神戦4試合で1勝0敗ながら、防御率0.38と抑え込んでいる。相手の勢いを止め、チームを勢いづけることができるか。 一方の阪神は後半戦負けなし、7連勝中とDeNAとは対照的。注目は3年目の若虎・前川右京だ。1日の巨人戦ではタイムリー3本で4打点を記録。甲子園100周年のメモリアルデーで大活躍を見せた。一気にレギュラー定着を果たすべく、この勢いのまま打ちまくりたい。
広島東洋カープ vs 中日ドラゴンズ
首位の広島と5位の中日が対戦。 DeNAに3連勝で首位に浮上した広島。勢いに乗るチームの注目は、今季初登板の野村祐輔だ。ここまでファームで調整を続けた野村は14試合で4勝3敗、防御率3.06の好成績をマーク。勝利投手となれば、昨年7月以来、13ヵ月ぶり。酷暑の夏に、頼りになる男が帰ってきた。 こちらも3連勝と勢いに乗る中日。注目は村松開人だ。6月に左肩の故障で離脱も、ヤクルトとの前カードから復帰。昇格即スタメン出場を果たすと、3試合で8打数4安打の大当たり、1日の試合ではサヨナラ犠飛を放つ大活躍を見せた。