大河ドラマ『べらぼう』横浜流星、「合戦はないけど、商売の戦いが繰り広げられます」とアピール 初回放送パブリックビューイング開催
5日にスタートしたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(総合 毎週日曜午後8時ほか)の「初回放送パブリックビューイングin台東」が5日、東京・浅草ビューホテルで開催され、主演の横浜流星(28)、小芝風花(27)、愛希れいか(33)、渡邉斗翔(12)、中村蒼(33)ら出演者が登壇。第1回の放送当日を迎えた思いを語った。 ◆小芝風花、凛とした花魁ショット『べらぼう』【写真複数】 「べらぼう」は江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽を世に出したことで知られている「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜)が、親なし、金なし、画才なしというないない尽くしの生まれから”江戸のメディア王”として成り上がっていく波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本は2017年に放映された大河ドラマ「おんな城主 直虎」の森下佳子さんが担当している。 ドラマの舞台となる浅草でのイベントの観覧には約8000件(約1万3000人)の応募があり、当選倍率・約18倍をクリアした幸運の持ち主約700人が来場。最初にプレトークショーが行われ、蔦重の幼なじみで伝説の花魁(おいらん)・花の井を演じる小芝が「この地に住んでいた人々の物語なのでこの土地で皆さんにご覧いただけるのはうれしいですし、ドキドキします。本当に痛快で面白い話になっているので楽しんで見ていただたけら」と呼びかけた。
ドラマ放映後のアフタートークで登場した横浜は「1話、どうでしたか?」と問いかけると、客席から大きな拍手がわき起こった。第1回の放送日を迎えて、横浜は「合戦はないけど、これから商売の戦いが繰り広げられます」とアピール。続けて、「(脚本を担当した)森下先生の力によって吉原の光と闇を包み隠さず描かれ、ちゃんとエンターテインメントになっている。そのバランスが見ていても、すごいなと自分でも感じました」と作品に対する印象を語った。 最後に横浜は「新たな大河ドラマが完成しました。この作品がたくさんの方々に届き、皆さまに活力を与えることができるよう、そして愛していただけるよう全力で頑張ってまいりますので、1年間よろしくお願いします」と力を込めた。
中日スポーツ