私の年金「平均額より高い?低い?」平均額を年代で比較しながら年金額を増やす方法を解説
年金の制度理解とあわせて資産形成も忘れずに
年代別に公的年金の受給額を解説しました。 年金額は物価変動率や賃金の上昇率を加味しながら毎年改定されています。 しかし、賃金や物価の上昇が生じても、マクロ経済スライドが発動して、年金の受給額が調整されるケースもあります。 今後の物価や現役世代の負担状況に応じて支給額が変わるので、老後生活を公的年金に頼るのはリスクといえるでしょう。 自分自身で老後の資産を準備することも忘れないでください。
参考資料
・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・厚生労働省「いっしょに検証! 公的年金~年金の仕組みと将来~」 ・日本年金機構「年金の繰下げ受給」
川辺 拓也