開幕9連勝&防御率1・36だった左腕スアレス 打者天国デンバーで序盤5失点…10勝一番乗りはお預け
◆米大リーグ ロッキーズ―フィリーズ(26日・米コロラド州デンバー=クアーズフィールド) 開幕9連勝&防御率1・36だったフィリーズのレンジャー・スアレス投手が26日(日本時間27日)、敵地のロッキーズ戦で6回を投げ3安打、9奪三振、4四球で5失点(自責点4)、防御率は1・75と大きく落ち込んだ。 開幕から絶好調だった左腕が標高1600メートルを越えて打球が良く飛ぶといわれるデンバーのクアーズ・フィールドで打ち込まれた。1回1死一塁マクマーンに右中間ブルペンに10号2ラン叩き込まれると、2回1死一、二塁からグッドマンに右翼に適時二塁打され、満塁から内野ゴロと失策の間に2点を追加された。3回以降は1人の走者も出さなかっただけに、序盤の乱調が痛かった。 打線の援護もこの日は2点止まりで10勝一番乗りはお預けになった。 前回の登板で自責点が公式記録となって以降で開幕9勝0敗、防御率1・50以下は1966年ファン・マリシャル(ジャイアンツ)に次いで史上2人目の快挙だった。
報知新聞社