アジア杯ベスト8最高額はどこだ! 代表チーム市場価値ランキング2位。金額に見合わぬ苦戦…。タレント軍団、日本との差は?
AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)のベスト8が出そろった。今大会の8強の中で、最も市場価値が高いチームはどこなのか。データサイト『transfermarkt』の代表チームの市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は2月1日時点。
2位:韓国代表 監督:ユルゲン・クリンスマン FIFAランキング:23位 総市場価値:1億9300万ユーロ(約270億2000万円) 最高額選手:キム・ミンジェ アジアカップ・ベスト8の総市場価値ランキングで2位となったのは韓国代表だ。 チーム最高額の市場価値がついているのは、2022/23シーズンにナポリでセリエA優勝に貢献した現バイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェで、6000万ユーロ(約84億円)となっている。これは日本代表の久保建英と並んでアジア人最高タイの市場価値だ。 そのほかでは、長年アジア最強FWに君臨している主将のソン・フンミン(トッテナム)が5000万ユーロ(約70億円)となっている。グループリーグからチームの攻撃をけん引している「韓国の至宝」、イ・ガンイン(PSG)は2200万ユーロ(約30億8000万円)、プレミアリーグでゴールを量産しているファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)も同じく2200万ユーロだ。 ラウンド16で後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決めたチェ・ギュソンは、現在の韓国代表で7位タイにあたる350万ユーロ(約4億9000万円)の市場価値だ。26歳という年齢で若手とはいえないものの、デンマークのミッティランで今季リーグ戦16試合で8得点2アシストを記録しており、市場価値を急激に高めているところである。最近は決定機を外し続けて韓国で非難の的となっていたが、これから勢い付くかもしれない。 韓国代表は、グループリーグで苦戦し、ラウンド16もPK戦の末に勝ち上がった。決して簡単な大会にはなっていないが、アジア屈指のタレント軍団であることは間違いない。
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