大谷翔平の負傷状況:肩の負傷でワールドシリーズ第2戦を途中退場
大谷翔平にとってキャリア2度目のワールドシリーズ出場となる試合が、早々に終了した。ロサンゼルス・ドジャースは大谷のシーズンがこれで終わりにならないことを願っている。 【動画あり】大谷翔平が負傷した時の様子 第2戦の7回、大谷は盗塁を試みた際に腕を不自然に着いてしまい、負傷交代を余儀なくされた。このプレーでニューヨーク・ヤンキースは大谷をアウトにして回を終えたが、リードしているドジャースにとって、それは二の次の懸念事項だった。 ここでは、大谷の最新のけがの状況と今後のステータスについての最新情報をお届けする。 第2戦での二塁へのスライディング後、大谷は腕をかばう様子を見せた。Foxの放送では、ドジャースのスターである大谷に深刻な痛みをもたらしたのは手首ではなく肩であると報じられている。 監督のデーブ・ロバーツと通訳が大谷の様子を確認するためにフィールドに出た際、一部の音声が聞こえた。日本のメディアによると、大谷は「肩が外れた」と話していたと報じられている。 プレーの数秒後、大谷は背中を向けて倒れ込み、左腕を抱えるようにしていた。腕を動かすのに苦労している様子がうかがえ、トレーナーと共にフィールドを後にした。 ドジャースが4-1でリードしていた試合は、大谷の負傷で熱狂していたドジャースタジアムの観客が静まり返った。テオスカー・ヘルナンデスとフレディ・フリーマンの連続ホームランでロサンゼルスが序盤にリードを奪い、ブルペンもヤンキース打線を封じて高揚感が続いていたが、MVP候補の大谷が倒れたことで空気が変わった。 試合後(ドジャースが4-2で勝利)、ロバーツ監督は記者団に、大谷が左肩の「軽度の亜脱臼」を負ったと明かした。検査を受ける必要があるが、全体的にはまずまずの見通しだという。 「我々は前向きです」と、ワールドシリーズ中の復帰について問われたロバーツ監督は答え、「彼が戻ってくることを期待しています」と付け加えた。 第2戦の後、日本時間29日の第3戦における大谷の出場可否が最大の注目点となっている。しかし、ドジャースは2勝0敗でシリーズをリードし、戦いの場がヤンキー・スタジアムに移る中でも有利な立場に立っている。
Dan Treacy、一野洋/スポーティングニュース