元大関・小錦 妻から腎臓提供で6時間の移植手術 妻がそばで見てきた「病気とケガとの闘い」
日テレNEWS NNN
元大関でタレントの小錦八十吉さん(60)と妻の千絵さんが23日に会見を開き、小錦さんの腎臓移植手術を行ったことを報告。今回、腎臓を提供した千絵さんが、不安を抱えながらも決断した理由を明かしました。 【画像】会見に登場した小錦八十吉さんと妻・千絵さん 会場で配布された資料によると、小錦さんは以前から腎臓に疾患があったため、今年8月に移植が可能かどうかの検査を1週間行ったといいます。その結果、小錦さんは先月20日から入院、妻の千絵さんは今月2日から入院し、今月4日に6時間に及ぶ腎臓移植手術が行われました。会見の当日に退院を迎え、術後は良好だということです。
■妻・千絵さんの不安を払拭した人「相談にもずっとのっていただいた」
妻の千絵さんは、小錦さんのこれまでの体調について「出会ったときは280キロくらいあったので、ずっと具合が悪いんです。12年くらい前に胃を小さくする手術を一度やって100キロぐらい落としたんですが、リバウンドで太っちゃって。ダイエットなかなかできなくて、ずっと苦しんできて。その間に腎臓が悪くなってきていて、限界のところまできて今回手術に至った。ずっと病気とケガとの闘いでした」と語り、長年寄り添ってきた小錦さんの苦悩を明かしました。 腎臓移植手術について、千絵さんも不安が大きかったそうですが、「武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)と奥様が7年くらい前に(今回と同じ先生に)手術をしていただいているというお話を聞いていた。奥様から色々お話聞けたし、相談にもずっとのっていただいたので、それがあったからできた。もしそれがなかったら、やっていなかったかもしれないですね」と、決断に至った経緯を振り返りました。 小錦さんは妻への感謝を口にするとともに、「今回の手術のおかげで気分もよくなって、来年は爆発します」と、元気な姿をアピールしました。