千秋「番組を降ろされると思っていた」テレビ番組から誕生した音楽ユニット・ポケットビスケッツ結成秘話を語る
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、キャイ~ン・天野ひろゆきさん、ウド鈴木さんと千秋さん。ここでは、テレビ番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(日本テレビ系)の企画で誕生した、内村光良さん、千秋さん、ウドさん、による音楽ユニット・ポケットビスケッツの結成秘話を語りました。
◆千秋「ウッチャンが助けてくれた!」
千秋:“ポケットビスケッツ(以下:ポケビ)”という名前は、ウドちゃんが考えたんだもんね! ウド:そうそう! さすが千秋ちゃん! うれしいなぁ。 天野:もともと(番組の)企画としては、ポケビがメインで始まったわけじゃないんだよね? 千秋:そうそう。もともと女の子の番組レギュラーが4人いて、そのなかで「3人組でCDデビューする」ってナンチャン(南原清隆さん)が言ったの。 天野:その3人に入れると思ったら、千秋は落選したのね? 千秋:そう、私だけ落ちたの。“私が歌手になりたい”のは、ナンチャンもみんなも知っていたし、CDデビューするなら絶対にメンバーに入れてもらえると思っていたら、私以外の3人が選ばれて。そうしたら私が「わー!」って泣いちゃって(選抜メンバーに)室井滋さんとか国生さゆりさんがいたんだけど、「やりたくないから、変わってあげる」って言わせちゃうくらい。 天野:それがテレビ越しにも伝わってきて……。 千秋:そうしたら、ウッチャンが助けてくれたんだもんね! ウド:そう! 千秋:だけど、4人中3人選ばれるのに落とされて、泣いちゃいけないところで泣いちゃったから、私は番組を降ろされると思っていた。 ウド:(涙が)込み上げてきちゃったんだよね。 天野:ただただ落ち込んで、みんなが優してくれるほど、どんどん泣いちゃって。それで、どうなったの? 千秋:本当に何にもできなくなったから、ウッチャンが「俺がなんとかするダニ」ってアドリブで私を外に連れていってくれて。その流れで、ウドちゃんもちょっと仲間外れみたいな感じだったから「お前も来るダニ!」って(笑)。 ウド:ちょっと! 天野:ハハハ(笑)! 千秋:でも、それで「3人でやるダニ」ってなったんでしょ? ウド:そうそう。最初の女性3人組のほうは「McKee(マッキー)」っていうグループ名に決まったの。それで「お前もくるダニ!」って、千秋ちゃんと内村さんが俺の手を引っ張っていくときに、内村さんが「グループ名はポケットビスケッツだに~!」って、俺が書いた「ポケットビスケッツ」っていうフリップを持ってハケたんですよね~! 千秋:そう、この名前自体も(女性3人組のユニット名を決める)オーディションみたいなので却下されていたから。 天野:千秋もオーディションで落ちたけど、その名前自体も候補から外されていた名前だったんだ。 ウド:そうそう。 天野:すごい! それが紅白にのぼり詰めるまでのグループに。 千秋:本当だね。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)