〔ロンドン外為〕円、152円台前半(12日正午)
【ロンドン時事】12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は方向感に欠ける展開となり、1ドル=152円台前半に上昇した。正午現在は152円14~24銭と、前日午後4時(152円40~50銭)比26銭の円高・ドル安。 円は早朝、日銀の利上げ見送り観測の広がりから円売り・ドル買いが加速した海外市場の流れを引き継いだ。その後は利益確定の円買い・ドル売りも出て、もみ合う展開。午後に欧州中央銀行(ECB)の政策発表を控える中、対ユーロなどでの円買いが対ドルにも波及し、早朝の下げ幅を解消した。 対ユーロは1ユーロ=159円79~89銭(前日午後4時は159円88~98銭)と、09銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0497~0507ドル(同1.0486~0496ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2735~2745ドル(同1.2738~2748ドル)。