胴上げ投手の巨人・大勢、「いろいろあったシーズンで、ぜいたくな登板をさせていただいた。次は日本一の胴上げ投手になれるように」
◇28日 広島1―8巨人(マツダ) 巨人の守護神、大勢が胴上げ投手となった。笑顔のナインがベンチから身を乗り出して見守る中、7点リードの9回2死で登板。二俣に中前打を浴びたが、末包を二ゴロに抑えて優勝を決めると、グラブを大きく放り投げて感情を爆発させ、捕手の小林と抱き合った。 ◆巨人・阿部監督、優勝インタビューで…目がウルウル【写真】 今季は5月頭に右肩の違和感で離脱するも、6月末に復帰した後は防御率0点台と抜群の安定感を発揮。9月には2度のイニングまたぎもこなし、熾烈(しれつ)な優勝争いを勝ち抜く原動力となった。 大勢は「いろいろあったシーズンで、ぜいたくな登板をさせていただいた。次はしっかり三振で日本一の胴上げ投手になれるように」と、ポストシーズンでもフル回転を誓った。
中日スポーツ