【マレーシア】ビントゥル開発庁、合金鉄プルタマに出資
マレーシア・サラワク州のビントゥル開発庁(BDA)は17日、新日本電工などが出資するマレーシアの合金鉄(フェロアロイ)メーカー、プルタマ・フェロアロイズと、同社の株式10%を取得することで合意した。日本を訪問中のサラワク州のアバン・ジョハリ州首相らの立ち会いの下、東京都内で覚書を交わした。 サラワク州広報部(UKAS)によると、両者は2023年11月に竹の植栽事業を開始するなど、環境保全活動で協力してきた。株式譲渡により資本関係を結ぶことで、サラワク州の経済の発展やコミュニティー開発などで協力していきたい考えだ。 プルタマ・フェロアロイズは、サラワク州ビントゥルに拠点を構え、合金鉄の製造・販売を手がけている。 アバン・ジョハリ氏は、15~20日の日程で日本を訪問している。日本に滞在中、政府機関やエネルギー関連企業の代表者らとの会合に出席している。