「無意味な連帯責任?」千葉市消防局、1人の飲酒運転で全員禁酒 実は2度目、不祥事防止の“実績”があった #ニュースその後
全員で意識高める
「全員禁酒」のインパクトが大きかったことから、それだけが注目を集めてしまった感もあるが、同局が取り組んでいる不祥事防止策は禁酒だけではない。 飲酒の機会が増える夏や年末年始、年度初めの時期などは所属長が「綱紀の保持」を改めて呼びかけ。さらに随時、各職場で不祥事防止のコンプライアンス研修なども実施している。今回も禁酒と併せて職員の研修を行う予定だ。 「本来であれば、禁酒を行わずとも不祥事が起きない方が良い。それでも起きてしまったので、今回はやむを得ず一歩踏み込む対応を取った」と担当者。「局全体として不祥事撲滅に取り組む必要がある。荒療治かもしれないが、全員で意識を高めていきたい」と話す。 果たして2度目の全員禁酒も局が願うような効果が得られるのか、注目される。 ※この記事は千葉日報とYahoo!ニュースによる共同連携企画です。