岩手県盛岡市で生産されたリンゴに親しんでもらおうと、生産者らがオリジナルの「仕掛け絵本」を制作し、地元園児たちに披露しました。 　披露されたのは、仕掛け絵本「盛岡りんごの1年」です。 　市内の生産者や書店が協力して制作し、リンゴが出来るまでの過程を伝えます。8日は読み聞かせ会が行われ、子どもたちが熱心に聞き入っていました。 　そして、この絵本、実は聞くだけでなく物語に参加することが出来るんです。 　例えば、日光を十分に与えるために行われる「玉回し」と呼ばれる作業を実際に園児も体験して生産者の仕事を学んでいました。 　最後はリンゴに見立てた帽子で収穫体験をした園児たち。本物のリンゴもプレゼントされ、満足げな表情を浮かべていました。 　仕掛け絵本「盛岡りんごの1年」を使った読み聞かせは、今後、盛岡市内のほかの保育施設でも行われる予定です。