「年収1000万円」を超える人は日本の人口の何%? 比較用に「年収500万円」の人口も教えて!
年収500万円・1000万円のライフスタイル
年収500万円・1000万円であっても実際に手取りとして残る金額が異なります。扶養家族の有無や年齢などによって細かい条件は異なりますが、概算から比較します。 まず、年収500万円の場合、手取り年収は390~400万円ほどになり、月収は33万円ほどです。年収1000万円の場合、手取り年収は750万円前後になり、月収は61~65万円前後になります。 総務省がまとめた「令和5年家計調査」によると、単身世帯の消費支出は1世帯あたり16万7620円、2人以上の世帯は29万3997円と報告されています。年収500万円の場合、月収から引くと手元に残る金額は単身であれば手取りの半分16万円です。貯金として手取り20%の確保も余裕があります。 一方、2人以上の世帯は、手元に残るお金は数万円程度となるため、節約生活が必要です。 年収1000万円の場合、単身であれば給与40万円以上の余裕ができるため、住宅を購入してローンを支払いながらもぜいたくな生活を送ることが可能かもしれません。2人以上の世帯の場合は、子どもを養育しながら住宅ローンで15万円ほどを支払っても、ぜいたくをしなければ余裕のある生活が送れます。
年収1000万円を超えるのは全体の5%のみ
年収1000万円を超える人は、日本の労働者のうち約275万1000人で全体の5.4%ほどしかいません。世帯年収1000万円であれば、11.6%となりますが、共働きでの収入になります。年収500万円以上となる人も約1699万4000人で全体の33.5%のみです。 単身だと500万円以上、2人以上世帯だと1000万円を目指すことで、余裕のある暮らしがみえてくるかもしれません。 出典 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査 厚生労働省 令和3年所得再分配調査 総務省 令和5年家計調査 厚生労働省 2023(令和5)年 国民生活基礎調査 厚生労働省 2023(令和5)年 国民生活基礎調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部