バルサDFアラウホはバルサ退団濃厚か 獲得にユヴェントスやアーセナルが動く
今シーズンは怪我で出場できず
バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの退団が現実味を増している。 バルセロナの現地ジャーナリストであるフェルナンド・ポロ記者によれば、アラウホはクラブに不満を抱いており、今月中にクラブを退団することを本気で考えているという。アラウホは昨年のコパ・アメリカ準々決勝ブラジル戦で右ハムストリングを負傷し離脱。その間バルセロナはパウ・クバルシとイニゴ・マルティネスがファーストチョイスとしてここまでレギュラーで出場しており、特に2人がレギュラーとしての地位を確固たるものとしていること、また来夏にチームがレヴァークーゼンのヨナタン・ターの獲得に動く可能性があることから移籍を考えているという。 アラウホは2017年に自国ウルグアイのレンティスタスでプロデビューを果たすと、翌シーズンにボストン・リーベルでプレイし18年8月にバルセロナへ移籍。当初はバルサBでプレイしていたが、2019年10月のラ・リーガ、セビージャ戦でトップデビュー。20-21シーズンにはトップチームに昇格し、ここまで公式戦151試合に出場している。度々怪我に悩まされるも、チームの主力としてこれまでバルセロナのCBで活躍してきた。 アラウホとバルサの契約は2026年の夏まで。現在ユヴェントス、アーセナルが獲得に興味を持っており、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、特にユヴェントスはアラウホを今冬の主なターゲットとし既に交渉に入っているとのこと。『SPORT』によればバルサは最低でも4500万~5000万ユーロを要求しており、安価であればそれに応じない姿勢を見せている。本人はプレミアリーグに挑戦することに興味を持っているとのことだが果たして去就はいかに。
構成/ザ・ワールド編集部