合同で開く学園祭をＰＲする熊野さん（左）と仲地さん＝長浜市役所

　同じ滋賀県長浜市田村町にキャンパスがある長浜バイオ大と滋賀文教短期大は、初めての合同学園祭を26日に長浜バイオ大で開く。開催を準備する学生らは「合同開催を通じて長浜のまちを盛り上げたい」と意欲を見せる。 　26、27両日に長浜バイオ大で行う「命洸（めいこう）祭」のうち、26日開催分を滋賀文教短大の「翠湖（すいこ）祭」との合同開催とする。翠湖祭は今年で50回目の節目で、同短大側が合同開催を持ちかけて実現した。 　26日は同短大側のイベントとして、NHK番組などで「歌のお姉さん」として活躍するシンガー・ソングライター大原ゆい子さんの演奏があるほか、マージャンのプロが参加する長浜バイオ大の大会（参加有料）がある。景品がもらえる翠湖祭自治会のビンゴや、学生が出場する両校対抗のクイズ大会もある。 　27日の命洸祭は、お笑いライブやマージャン大会、ビンゴなどがある。両日とも飲食などの出店がある。キャンパスのほか、近くのJR田村駅西口広場でもステージイベントを行う。 　命洸祭実行委員長の2年仲地くれはさん（19）は「住民や子どもたちに足を運んでもらいたい。両校が立地する田村駅周辺を活気づけられれば」、翠湖祭自治会長の2年熊野翔太さん（20）は「文系の滋賀文教短大と理系の長浜バイオ大で化学反応を起こして盛り上げたい」と話している。