初回、先頭打者アーチを放ち笑顔でチームメートらとハイタッチする大谷翔平（AP）

　◇インターリーグ　ドジャース4－0ホワイトソックス（2024年6月26日　シカゴ） 【写真】大谷の25号をキャッチした17歳のルシオ・エスペインくん（右） 　ドジャースの大谷翔平投手（29）が26日（日本時間27日）、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場し、2試合連続となる25号先頭打者アーチを放ち、球団新記録の10試合連続打点をマーク。チームの4連勝に貢献した。試合後、オースティン・バーンズ捕手（34）も賛辞を惜しまなかった。 　大谷の2試合連続先頭打者アーチにバーンズは「信じられないくらいすごい！」と驚きの声をあげ「He　is　a　freak（彼は異常）だ」と称えた。 　そして「同点の時はもう少し細かく配球をしないといけないが、ああやってリードを与えてくれると明らかに投げやすいと思う。打者を追い詰めることができる」と初回のいきなりの先制点は自軍投手にとって心理的にも負担が減ると感謝した。 　大谷は初回、先頭で打席に入り、相手先発・フェディーに対し、5球目まで一度も振らずじっくりボールを見てフルカウントに。6球目、やや高めにきたカットボールを狙いすまし、この日のファーストスイングで右中間スタンドまで運んだ。打球速度113・9マイル（約183キロ）、飛距離437フィート（約133メートル）の一発となった。