【西武】高橋光成「相手に主導権を握らせてしまったことに尽きます」 今季9登板目も初勝利を逃す
◇プロ野球セ・パ交流戦 西武-DeNA(15日、ベルーナドーム) いまだ勝利のない西武・高橋光成投手は、今季9度目の先発登板も、味方の援護もむなしく、5回2/3を3失点で降板しました。 【画像】6月13日試合終了時点での交流戦順位表 今季初勝利を目指す高橋投手は、初回を三者凡退で抑えます。しかし2回2アウトの場面、内角のカットボールを山本祐大選手に運ばれ、ソロホームランで先制点を許します。 続く3回には1アウト1、3塁のピンチで、度会隆輝選手に3塁線へゴロを打たれると、打球を処理した児玉亮涼選手がホームに送球。3塁ランナーの森敬斗選手がミットをかわし、左手で本塁に触れます。球審はセーフとジャッジ。渡辺久信GM兼監督代行はリクエストを要求するも判定は覆らず、2点目を許しました。 5回表には先頭打者の森選手に、148キロのストレートを3塁線へ運ばれます。ボールを取ったレフト・鈴木将平選手の送球がそれた隙に、森選手は2塁へ走塁。続く桑原将志選手をファーストゴロで仕留めますが、度会選手にボールをセンターへはね返され、3点目を失いました。 降板後、高橋投手は「先取点を与えてしまったことで、相手に主導権を握らせてしまったことに尽きます」とこの試合の投球を振り返りました。