お城望む幻想空間 22日から姫路・大手前通りでイルミネーション 歩行者天国、飲食やライブも
兵庫県姫路市は、JR姫路駅と姫路城を結ぶ大手前通りの樹木を発光ダイオード(LED)で彩る「Himeji大手前通りイルミネーション」で、11月23、24日、12月21、22日の4日間、同通りの姫路城前-大手前交差点間(約200メートル)を歩行者天国とする。レーザー光線などを使った光の演出や吹奏楽の演奏による幻想的な空間で、食事や雑貨の買い物などを楽しめる。 【独自】市長が「外国の人は30ドル、市民は5ドルぐらいに」と話した姫路城入城料、市民以外は2~3倍に値上げへ 訪日客に特別プランも イルミネーションは昨年に続き2回目で、11月22日に始まる。世界的な照明デザイナーの石井幹子さんが演出を手がけ、沿道の約130本の樹木を昨年より約3万球多い約25万球のLED電球で彩る。 歩行者天国では「光と音のライティングショー」と銘打ち、レーザー光線やスモークなどの機材を使い、写真映えする空間を演出。市内高校の吹奏楽部による演奏もある。 11月23、24日は午後2~10時に実施。同通りと隣接する大手前公園では、おでんやカキなどの地元グルメと地酒やクラフトビールなどが楽しめる「姫路食博・ほろ酔い横丁」(22~24日)を同時開催している。 12月21、22日は正午~午後10時。歩行者天国の区間では、雑貨などを扱うクリスマスマーケットを催し、キッチンカーが出店する。 同イルミネーションは来年2月23日まで。点灯時間は午後5時~10時。週末・祝日は午前0時まで延長する。大手前通りイルミネーション事務局TEL079・280・8883 (井上 駿)