大谷翔平、残り6試合で達成しそうな球団新記録「95」、イチロー超え…「55‐55」到達は
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月22日(日本時間23日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数4安打1打点2盗塁という成績だった。4‐5と1点差を追いかける土壇場の9回には、起死回生の53号同点ソロを放った。これで「53‐55」を達成した。 【動画】9回土壇場で同点弾!大谷翔平が53号本塁打を放ったシーン 打球速度114.7マイル(約184.6キロ)、角度20度、飛距離432フィート(約131.7メートル)で右中間席へと吸い込まれると、大谷はダイヤモンドを一周しながら思わず吠えた。チームを鼓舞する一発で、続くムーキー・ベッツのサヨナラ弾につなげた。 ドジャース専門メディア『Dodger Insider』はXで「ショウヘイ・オオタニは9回のホームランで今シーズンの長打数は94となり、ベーブ・ハーマン(1930年)と並ぶ球団記録となった」とし、ブルックリン時代の記録に並んだことを伝えた。残り6試合での新記録樹立が見えてきた。 また、得点数ではこの試合で128得点とし、2001年のマリナーズ時代にイチローが記録した日本人のシーズン最多得点記録の127を更新した。シーズンの盗塁数では、イチローがつくった同年の日本人最多盗塁数「56」にあと1と迫っており、こちらも更新する可能性がある。 「55‐55」達成へ向けても本塁打はあと2本となったが、どこまで記録を伸ばせるか。まさに記録ラッシュ。大谷がラストスパートをかける。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]