ＭＦコビー・メイヌー（ＡＰ）

　ジム・ラトクリフ共同オーナーが来季の復活を誓うマンチェスターＵが、１９歳イングランド代表ＭＦコビー・メイヌーに年俸４倍の新契約をオファーしていることが明らかになった。 　英大衆紙「デイリー・スター」が掲載した記事によると、メイヌーは今年の２月に２０２６年までの契約を更新したばかりだが、マンチェスターＵは現行の年俸１００万ポンド（約２億３００万円）を４倍の４００万ポンド（約８億１２００万円）に増額した新契約を提示。メイヌーも基本的に合意したという。 　ただし、今夏開催されるユーロ２０２４にイングランド代表ＭＦとして招集されたメイヌーは「今は代表戦に集中したい」として、大会後に新契約書にサインする意向だ。 　メイヌーはマンチェスター南部郊外のストックポート出身。地元のユースを経て、９歳でマンチェスターＵユースに加入し、２０２２年５月に１７歳でプロ契約を締結。２０２３年１月１０日に行われたリーグ杯戦でプロデビューを果たし、翌月２月１９日のレスター戦でプレミアデビューも果たした。 　今季はアメリカのプレシーズンツアー中に故障して出遅れたが、２０２３年１１月２６日に行われたエバートン戦に初先発し、この試合でマン・オブ・ザ・マッチとなって頭角を表すと、以後マンチェスターＵのレギュラーに定着。今年２０２４年３月２３日に行われたブラジルとの親善試合でイングランドのＡ代表デビューも飾っている。