本年度の里山もみじ御膳を味わう関係者たち＝鶴岡市・そば処大梵字

　自然豊かな月山山麓の農産物を使った期間限定メニュー「里山もみじ御膳」の提供が28日、鶴岡市の櫛引、朝日両地域の4店舗でスタートする。7年目の取り組みで、本年度は10月27日までの期間中、各店舗が地元の旬の食材や郷土食をアピールする。 　出羽商工会（成沢剛会長）の地域総合振興事業の一環。本年度は櫛引地域の原田食品、安野旅館、ＫＡＰＰＯ花咲季、朝日地域のそば処大梵字が参加する。19日にそば処大梵字で開かれた発表会には関係者約10人が出席し、地元産そば粉を使った十割そばや庄内風芋煮のほか、季節の天ぷら、ブドウジュースなどのメニューを試食した。 　他の店舗では庄内浜産の地魚の焼き物や刺し身なども提供する。大梵字は1日10食限定で2千円（他は3千円）。いずれも2日前までの予約制で、原田食品は5人以上、他は2人以上が対象となる。問い合わせは出羽商工会東部センター0235（57）2833。