『おむすび』“ウザい”父・北村有起哉が涙の大演説 ネットも涙「素晴らしすぎた」「泣いた」
橋本環奈が主演を務める連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第5週「あの日のこと」(第25回)が1日に放送され、結(橋本)と歩(仲里依紗)の父・聖人役の北村有起哉が涙の熱演を見せるとネット上には称賛の声が集まった。 【写真】金髪になった高校時代の歩(高松咲希) 糸島フェスティバルの打ち上げで酔っ払った父・聖人は、歩が高校生の頃に同世代の女性を突き飛ばしてケガを負わせ、警察沙汰になったことを思い出していた――。 警察署から家に戻ってもなお、反抗的な態度をとる高校生の歩(高松咲希)に、聖人は「どんなことがあっても暴力を振るったお前が悪い!」と言い放つ。「もういい」と部屋に戻ろうとする歩の手をとる聖人。そんな父親に歩は「マジ、ウザい」とポツリ。思いも寄らない言葉に、聖人は「なんや、ウザいって。ウザいってあの…まさか、あの“ウザい”か!?」と逆上し、思わず手をあげそうになってしまう。 そして現在、糸島フェスティバルの打ち上げが続く米田家では、さらに酔いが回った聖人が「冗談やなかばい!」と絶叫。驚いて居間に向かった結の前で、聖人は1995年の神戸で大地震に遭遇したものの、被災直後に糸島へ避難して復興の力になれなかったこと、避難所で働くことを最優先し、親友を亡くした娘の歩や幼い結を十分ケアできなかったことへの後悔を打ち明ける。 さらに永吉(松平健)からは常々“お前はクソ真面目すぎてつまらん”と言われ続けてきたことを思い出した聖人は「そうたい! 俺はつまらんクソ真面目なバカぞうたい!」と憤慨しつつ「やけど、歩ばなんとか…なんとかしたかったんよ!」と声を振りしぼる。そして「歩がグレたん、俺のせいたい…」と語り、ギャルと仲良くなった結についても「結まで不良になって…俺はもう父親として情けんなか…」と天を仰ぎながら涙を流すのだった…。 父親として役割を果たせていないと自分を責める聖人の姿に、ネット上には「すごく共感する!!頑張れお父さん」「誰かお父さんに寄り添ってあげてくれぇ」「とーちゃん自分責めすぎだって…」などのコメントが続出。さらに涙の熱演で聖人の苦悩を表現した北村にも「素晴らしすぎた」「いやもうただただ北村さんが凄かった」「今日の回ボロボロ泣いた」といった反響が相次いでいた。