長期でインデックスを上回る良好な運用実績、「キャピタル 世界株式ファンド」の特徴と魅力
このように日々のニュースやマーケットの動きに一喜一憂することなく、目線を遠くに置いてしっかりとリサーチをして銘柄選択をしていくということが、良好な長期の運用実績に貢献していると考えています。
朝倉:AIとバイオテクノロジーの例を出していただきました。確かに短期的には熱狂が冷めやらないですけれども、ある程度企業価値に効いてくるのは少し時間がかかるというのは、非常に分かりやすい説明、ありがとうございました。
冒頭少し運用の魅力と特徴の話もいただきましたが、改めてより詳しくキャピタル・グループの強みについてお話しいただければと思います。
雨宮氏:非常にユニークな点はいくつもあるんですけれども、二つお話しさせていただきたいと思います。一つは徹底した協働ということ、もう一つは時間ということです。徹底した協働ということでは、先ほど少しコメントさせていただいたキャピタル・システムですけれども、複数の運用担当者で一つのファンドを分割して運用するという、非常にユニークな取り組みをしています。
一つ一つの担当するパーツについては、運用担当者が責任を持って運用を行います。かなり大きな裁量と責任を持って運用します。そして、全体としては、非常に特徴的な運用をするポートフォリオ・マネジャーを揃えることで、分散したポートフォリオを作ります。
そうすることで日々のリターンが安定していまいりますので、長期投資がしやすくなる。やはり上がったり下がったりするとなかなか長期でファンドを持っているというのは難しいと思いますので、分散されたポートフォリオというのは重要だと思います。
同時に、チームで運用していますので、1人のポートフォリオ・マネジャーが仮に引退したとしても、全体のポートフォリオに与える影響が少ないということがあります。つみたてNISAやDCなどで、長い期間にわたって運用する場合には、こういったチーム運用の方が、マッチすると考えています。