「気持悪~って思いましたね」ゆたぼん(15)がSNSでの苛烈なバッシングを無視しつづけられた“シンプルな理由”とは
「そうですね、内申点とか本当に意味がわからないです」
たかまつ 他にも変えて欲しいルールはありますか? ゆたぼん そうですね、内申点とか本当に意味がわからないです。なんで必要なのか疑問ですよね。もしかしたら急に高校に行きたくなる人もいるかもしれないし、内申点制度はやめて、受験で決めるようにしてほしいです。 たかまつ 内申点があるせいで、親も無理やり子供に「学校に行きなさい」と言わざるを得なくなりますよね。休んだ子や病気で通えない子が不利になるのは、私もおかしいと思います。 ゆたぼん 学校に行きたくない子は無理に行かなくてもいい、そういう環境を国がもっと整えてほしいなと思います。 たかまつ 今後どんな活動をされますか。 ゆたぼん ボクシングは大好きなので続けたいですし、高校にもずっと通うつもりです。 たかまつ 不登校を経て、勉強の面白さにも目覚めたようですが、現在の不登校の子供たちに伝えたいことはありますか。 ゆたぼん 僕は学校も勉強も否定しているわけじゃないけど、不登校になるって様々な理由があるんですよ。いじめにあっている子もいれば、先生と合わない子、あるいは理由が分からず学校に行きたくない子、そして僕のように自由登校を願う子もいる。それが、現在30万人いると言われる不登校の実態だと思います。 そういう学校に行けない子たちが苦しんでいるんだったら、その場所から逃げてもいいと思う。勉強は家でも出来るし、フリースクールもある。一番よくないのは苦しみながら無理に学校に行って、追い詰められてしまうこと。そうならないためにも親や周りの大人は、子供の気持ちを尊重してあげて欲しいです。 国や行政には、不登校の子たちが自由に学べるフリースクールやオンラインの学校などをもっと整備して欲しいですね。 取材の模様は YouTube でもご覧頂けます
たかまつ なな