【PANCRASE】内藤由良が初回TKO勝ち「自分が行くところはUFCしかありません」
2024年6月30日(日)東京・ニューピアホールにて、昼大会『PANCRASE344』に続き、夜大会『PANCRASE345』(ともにU-NEXT配信)が開催された。 【写真】最初のテイクダウンでマウントを奪い試合を決めた内藤 内藤が、2022年3月のロッキー川村2との「ミドル級王者決定戦」(※内藤が1R TKO勝ち)以来の復帰戦に臨む。1996年4月生まれの28歳。パンクラスジュニア時代に川村亮からレスリングを学び、2011年全国中学生選手権フリースタイル73㎏級で準優勝。その後も、神奈川・磯子工高から国士舘大に進み、2016年JOC杯ジュニア84kg級優勝、2016年の全日本選手権86kg級5位、2018年全日本大学選手権97kg級準優勝など活躍。 2020年9月の「PANCRASE 318」でプロデビューすると、村元佑成に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。2020年12月に荒井勇二を1R、右ストレートでKO。2021年9月に渡部拓馬を1R 71秒、腕十字で一本勝ち。2021年12月にブラジリアン柔術黒帯で松濤館空手出身のフェルナンド・マツキに判定勝ち。2022年3月の前戦で川村を破り、5連勝をマークした。 当初、内藤と対戦予定だったキルクリフFCのディラン・オサリバン(米国)が「入国時の問題」により試合不可能に。代わってアリ・カラダギィ(パラエストラ東京)がプロデビュー。第15代ミドル級王者の内藤由良と急遽対戦することになった。 カラダギィはクルド人の地を意味するクルディスタン出身、1991年1月26日生まれの33歳。ラウェイ、ムエタイなどの打撃系格闘技で36勝7敗、現在はパラエストラ東京で中井祐樹代表に「投極」を師事しているストライカー。 ▼ミドル級 5分3R 〇内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)第15代同級王者 6勝 83.90kg [1R 1分52秒 TKO] ※パウンド ×アリ・カラダギィ(パラエストラ東京)MMAデビュー戦 81.35kg ※ディラン・オサリバン(米国/キルクリフFC)は入国問題で試合出来ず 内藤のセコンドには伊藤盛一郎と岡見勇信がつく。 1R、ともにオーソドックス構え。右ハイキックのカラダギィは左フックで前に出るが、内藤はそこにダブルレッグテイクダウン。 カラダギィはハーフガードで下からヒジ、抱きつくがマウント奪う内藤はカラダギィを剥がしてパウンド連打! さらに左ヒジを落としたところでレフェリーが間に入った。 試合後、内藤は「カラダギィ選手、試合を受けてくださりありがとうございます。拍手をお願いします。自分が行くところはUFCしかありません。皆さんの声も力になります。ぜひバックアップしてもらえれば嬉しいです。ダナ(UFC代表)、ショーン(UFCスカウティング)、アイム・ナンバーワン・ジャニーズミドルウェイトファイター!」とマイクアピールした。
【関連記事】
- 【PANCRASE】内藤由良が初回TKO勝ち「自分が行くところはUFCしかありません」、大熱戦! 平田直樹が粘るRyoを振り切り「タイトルマッチお願いします」
- 【PANCRASE】フェザー級でキム・サンウォンが中田大貴との熱戦制す、糸川義人が小森真誉に競り勝つ
- 【UFC】ペレイラがプロハースカを左ハイTKO! オルテガ欠場でイゲが緊急参戦熱闘もロペスが判定勝ち、ギャリーがMVPに勝利で15戦無敗に
- 【INVICTA FC】大島沙緒里が判定負け、東よう子が体重超過のガルダードに一本負け、バンタム級王者ベルナルドがルビンに一本勝ちで初防衛
- 【PFL】ムサエフが衝撃KO勝ちで18戦無敗、ラフネインがヒザ蹴りでぱっくりカット!