米英、イエメン「フーシ派」を攻撃 中東の緊張高まる
アメリカとイギリスは3日、中東の紅海で船舶への攻撃を繰り返すイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対して、攻撃を行ったと発表しました。 アメリカ中央軍によりますと、アメリカ軍とイギリス軍は3日、イエメン国内にある親イラン武装組織フーシ派の13か所の拠点に対し攻撃を行いました。 紅海周辺で船舶への攻撃を続けるフーシ派の戦力を低下させることが目的で、武器貯蔵庫やミサイルシステムなど36の標的を空爆したということです。オーストラリアやバーレーン、カナダなど6か国も攻撃を支援しました。 アメリカとイギリスは先月もフーシ派を攻撃していて、大規模な攻撃は今回で3回目となります。 アメリカは2日にもヨルダンで、アメリカ軍の兵士が死亡した攻撃への報復措置でイラクとシリアにあるイラン関連の施設に攻撃を行ったばかりで、中東地域の緊張が高まっています。
