【巨人】バント成功率UPが浮上のカギ…練習前「世界の川相塾」開講~大城卓三らに伝授 リーグワーストから脱出へ
◆JERAセ・リーグ 巨人―中日(24日・東京ドーム) 阿部巨人がバント成功率アップへ「川相塾」を開講した。24日の東京ドームでの中日戦前、午後2時半からのフリー打撃を前に打撃マシンがマウンド付近に設置された。打席には大城卓三捕手や萩尾匡也外野手ら若手&中堅どころが集まり、その中心には川相内野守備コーチがいた。目と両膝を使ってバントする川相流を熱心に聞き、各自が丁寧にボールを転がした。 22日までで、バント成功率はリーグワーストの6割と低迷した巨人。ロースコアが続く中、次の1点を奪うには送りバントの重要性は高い。投手陣はリーグトップの防御率を誇るだけに、相手よりも1点でも上回るには、ミスは許されない。実際、失敗が目立った大城らは黙々と練習をこなした。こういう経験を重ねていき、スキのない野球を目指して行く。
報知新聞社