崖っぷちの韓国、6点差をひっくり返し大逆転勝利…2次リーグ進出に望み、ドミニカ共和国は1次リーグ敗退【プレミア12】
◇16日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」1次リーグB組 韓国9―6ドミニカ共和国(台湾・天母) 2大会ぶりの優勝を目指す韓国がドミニカ共和国に6点ビハインドからの大逆転勝利を飾って2勝目(2敗)を挙げ、6チーム中、上位2チームが出場できる2次リーグ進出に望みをつないだ。ドミニカ共和国は1勝3敗となって1次リーグ敗退が決まった。 韓国は右腕イム・チャンギュが先発したが、0―1の4回無死2塁からアルカンタラに2ランを打たれ、4回途中3失点で降板。その後の継投もはまらず、この回さらに1失点。5回も3番手のチョ・ビョンヒョンがアルカンタラに2打席となるソロ本塁打を浴び、6回も1点を失って、0―6とリードを広げられた。 一方の打線も相手先発右腕キロームの前に5回2死までパーフェクトに抑えられるなど沈黙。さらに21歳の主砲キム・ドヨンが6回の守備で股関節を痛めて交代するアクシデントが襲った。だが、キロームが降板した6回に反撃開始。相手の失策と2本の適時打で一挙4点を返すと、8回には1点を返し、なお2死二、三塁で8番パク・ソンハンが右中間への2点適時三塁打を放って7―6と逆転。9番チェ・ウォンジュンの適時二塁打で続くなど一挙5点を奪った。 2015年の第1回大会で優勝し、19年の第2回大会では準優勝だった韓国は今大会、初戦の台湾戦で敗れると、続くキューバ戦では勝ったものの、前日の日本戦は逆転負け。背水の陣で臨んだ一戦で、2度のビッグイニングで大逆転勝利を飾った。 2勝2敗の韓国は17日の試合はなく、18日に最終オーストラリア戦(天母)に挑む。
中日スポーツ