NPB、フジの日本S取材証没収問題に言及「信頼関係が著しく毀損された」 今後は「改めて協力体制を」
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が11日、東京都内で開かれ、NPBが日本シリーズでフジテレビから取材証を没収した問題について協議した。 【写真あり】NPBがフジの日本シリーズ取材証を没収 26日の第1戦を他局が中継…その裏でWS放送を問題視か フジテレビは、日本シリーズが他局でナイター中継された時間帯に大リーグのワールドシリーズ(WS)のダイジェスト番組を放送。これを問題視しNPBは取材証を没収し、9、10日の侍ジャパン―チェコ戦でも同様の措置を取った。 NPB・井原敦事務局長は「放送局を含む全てのプロ野球関係者の協力体制でシリーズの価値の最大化を図っている。その協力体制が損なわれ、信頼関係が著しく毀損(きそん)された」と説明。今後は「フジテレビさんと協力体制を改めて築きたい」とし、同局と対話を進める方針を確認した。一連の措置は解除され、今後のNPB主催のトライアウトなどの取材証は通常通り発行される。