スワローズが“獲得”も…?ヤクルトのドラフト指名候補(2)高津監督も欲しい“即戦力”か
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、東京ヤクルトスワローズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。
篠木健太郎(法政大)
・ポジション:投手 ・投打:右投左打 ・生年月日:2002年5月7日 ・経歴:木更津総合高‐法政大 大学球界では屈指の実績を誇り、即戦力右腕としてドラフト上位候補に名を連ねる篠木健太郎。投手力不足に悩む東京ヤクルトスワローズにとって、先発、中継ぎの両方をこなせる投手は貴重だろう。 木更津総合高時代には、1年夏から甲子園のマウンドを経験。世代を代表する投手に成長したが、高校卒業時にはプロ志望届を提出せず、法政大への進学を決断した。 法政大では、1年秋からリーグ戦に登板。2年時からは主戦格となり、最速157キロを計測したことで大きな注目を集めた。 3年春のリーグ戦では7試合(53回)を投げ、3勝2敗、防御率0.68と傑出した数字を残し、最優秀防御率のタイトルを獲得。 4年時からは制球重視のスタイルにモデルチェンジし、今春もリーグ2位の防御率1.41と好成績を残した。 今夏には2年時以来2度目となる大学日本代表に選出。国際大会では救援起用となり、3試合(5回)を無失点に抑えるなど、リリーフ適性を示した。 プロでも慣れ親しんだ神宮球場のマウンドに上がることになるのか、動向が注目される。
ベースボールチャンネル編集部