影山拓也、坂東玉三郎への憧れ「上品な大人になりたい」 舞台『星列車で行こう』で手にした気づき
好きなことを仕事にできるって、こんなにも素晴らしい
ーー今回は京都・南座からスタートしますが、影山さん流の京都の過ごし方はありますか? 影山:それ、本当に困っているんですよ……。「どうしよう?」と思って。南座に立たせていただいたことはこれまでにもありましたが、その時はメンバーと一緒だったんですね。なので、夜に椿くんの部屋に集まってみんなでピザを食べたりして(笑)。でも、今回は僕ひとりじゃないですか。だから、どうしようかなって。でも1カ所行きたいお店を見つけたので、本番までに行きたいところをいくつかピックアップしておこうとは思っています。 ーー3週間弱くらい期間がありますもんね。 影山:そうなんです。ただでさえひとりでいられないのになあ……。今だって、毎日誰かしらメンバーをごはんに誘っているんです。それなのに京都に3週間弱のあいだひとりでいるって寂しくないですか(笑)!? ーーたしかに(笑)。 影山:だから、メンバーに「舞台を観に来るついでに1週間くらいいればいいじゃん!」って言っているんです。(マネージャーに)ダメですか? ダメかあ……。みんな、お仕事ありますもんね。でも、共演者の方と仲良くなって、絶対にごはんに行きたいんです。たくさんお話しして、コミュニケーションを取っていきたいです。 ーー影山さんにとって演技や音楽はどんな存在ですか。 影山:何も考えないでリラックスできる時間、ですかね。演技や音楽をしている時って、どこか自分じゃないみたいなんですよ。何もかも忘れられるいい時間。リフレッシュできる瞬間です。 ーーまさに天職ですね。 影山:ありがたいです。好きなことを仕事にできるって、こんなにも素晴らしいんだと最近気がつきました。これからも、頑張っていきます!
高橋梓