一気に評価アップ! 2023Jリーグ“ブレイク”ランキング27位。17歳からトップレベル! 得意技はキャノン砲
台頭する選手もいれば、大きく成績を落とす選手もいるが、2023シーズンに最もブレイクした選手は誰なのだろうか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを順位ごとに紹介する。※2023年1月1日と2024年1月2日の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。各データはJリーグ公式サイトを参照。
27位:菅大輝(北海道コンサドーレ札幌) 生年月日:1998年9月10日(25歳) 市場価値の上昇額:20万ユーロ(約2800万円/20%UP) 市場価値の変動:100万ユーロ(約1億4000万円)→120万ユーロ(約1億6800万円) 2023リーグ戦成績:33試合3得点2アシスト 北海道コンサドーレ札幌の下部組織で育った菅大輝は、2016年4月に2種登録でトップチームのメンバーとなり、17歳でJ2デビューを果たした。2017年に正式にトップチームに昇格すると、すぐにレギュラーに定着してピッチに立ち続け、昨年6月には史上最年少でJ1通算200試合出場を達成している。 菅の最大の武器は、左足から繰り出される強烈なシュートだ。「スガキャノン」の愛称がつくほど観衆の視線を集める強烈なキックは、常にファンの期待を集めている。また、右足でも強烈なシュートを持っており、札幌の強力な武器だ。 身長171cmと比較的小柄な菅だが、体重は78kgでがっちりとした体格を持ち、フィジカルが強い。献身的で運動量も豊富なため、絶えず左サイドでアップダウンを繰り返しており、攻守両面で札幌を支えている。 ケガが少ないことも菅の魅力の1つで、2018シーズン以降は毎年リーグ戦のプレー時間が2000分を超えている。30試合出場に届かなかったのは2020年だけで、そのシーズンも29試合に出場していた。 菅の市場価値は、日本代表デビュー直後の2019年12月に記録した130万ユーロ(約1億8200万円)が最高額で、現在はその金額に再び近づいているところだ。
フットボールチャンネル