高橋文哉&田中圭、“ネタバレ禁止の番宣”に苦戦「情報番組では色々な質問をしていただくので」
映画『あの人が消えた』初日舞台あいさつ
俳優の高橋文哉と田中圭が都内で行われた映画『あの人が消えた』(水野格監督)初日舞台あいさつに北香那、染谷将太、水野格監督と共に登壇。映画の番宣に苦戦したエピソードについて明かした。 【写真】映画『あの人が消えた』舞台あいさつ別カット 高橋演じる配達員歴4年目のどこか頼りなく冴えない青年・丸子が、新たに担当することになったマンションへ出入りする中で、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまい、思いも寄らぬ大事件に巻き込まれていく本作。 高橋は気の良い先輩配達員・荒川を演じる田中と2人で番組のプロモーションをすることも多かったそうだが、ネタバレを回避しながらの番宣が難しかったようで、「バラエティーにお邪魔させていただく時は最後に『ネタバレ怖いんで何も言えないので劇場に行ってくださ~い!』って言えるんですけど、情報番組では色々な質問をしていただくので(ネタバレ)ギリギリを2人で1か月くらい……。やっとつかんできたところだったんですけど」と明かす。 そこで、なぜこんなにプロモーションが難しい作品になってしまったのかについて質問が飛ぶと、水野監督は「正直書いてたりする間は何とかなるだろうなって思ってたんですよ。そしたら本当に宣伝プロデューサーの方と映画のプロデューサーの方が宣伝期間中一番疲弊してたね」と明かし、「何でって言われると、そういう話を書きたかったからとしか言えない」と説明した。 しかし、一方の田中は「僕、実は文哉よりはちょっと(番宣が)楽ちんで、最後みてくださる皆様に見どころをって言われたら、途中から『ネタバレがありすぎて言えないのが見どころです』って言ってたからすごい簡単だった」と語り、高橋から「3回目くらいに一緒に番宣し始めた時から言い出して、この逃げ方があったかと」と2人で苦戦した番宣周りのエピソードを披露した。 また、今作は“ミステリーエンタテイメント”とされているが、それ以外の感情を一足先に視聴した観客に感想を聞くと、驚き・怖い・うるっときた・笑ったなどの様々な感情が挙げられる。すると、水野監督は「これはジャンルでいうと結局はファンタジー」と言い出し、これには思わず田中が「ミステリーエンタテインメントで通してくださいよ! これだけ色んな感情になってくれてるのに何で最後ファンタジーでまとめるんですか!」とツッコミ。それでも水野監督がファンタジーだと言い切ると、田中は「ファンタジーだったらしいよ」とぼそっとつぶやき、高橋も「僕らずっとね、宣伝でミステリーエンタテインメントって言ってたのに……。全部やめて今日からファンタジー作品ですって言わないと」と話し合う2人。 最後に田中が「ファンタジーかよっ」とぼやくと、高橋が「ミステリーファンタジーエンターテインメントです!」とまとめ、田中をなだめるという仲の良さを見せていた。
ENCOUNT編集部