ピンゴルフ史上もっとも飛ぶ『G730』と飛び系ツアーアイアン『i530』を発表!
塚田プロと同じく発表会にゲスト出席した永野竜太郎プロはウォーミングアップなしで7番アイアンを試打し、「弾く感はありますが、嫌な滑り感はなく、音もいい感じです。構えたときは飛び系とはいえ、大きくなく、『i230』とそれほど変わらない印象です。でも、打つと『i230』よりも簡単に球が上がってくれて、飛んでくれます。見た目よりもやさしいイメージです」といい、自身の7番アイアンをしっかりスウィングしたときと同じ約185Yを記録した。また、「バックフェースがマッスルっぽくてカッコ良く、構えたときの顔はシャープなので、競技ゴルファーにオススメです。とくにもう一番手簡単に打ちたいと思う人にいいと思います」とアピールした。 i530のスペック 番手/ロフト角(度)/ライ角(度)/バウンス角(度)/標準クラブ長(インチ) 4I/18/60.5/5/38.8 5I/21/61/6/38.25 6I/24/61.5/7/37.63 7I/27.5/62/8/37 8I/31.5/62.8/9/36.5 9I/36/63.5/11/36 PW/41/64.1/12/35.5 UW/46/64.1/12/35.5 価格(1本)●スチール(DG ツアーイシュー以外)/3万1900円●カーボン/3万4100円
取材班のインプレッション
なお、取材班(100切りの一般的なアベレージゴルファー)は発表会会場で『G730』と『i530』を打ち比べたので、そのインプレッションを簡単に記載しておく。まず『G730』はシャフトをNSプロ 750GH neo(S)で試打。弾く感じの打音だが、手に伝わる打感は軟らかく、飛び系アイアンを打っている感覚はまったくない。しかし、データは驚くほど飛んでおり、普段は軟鉄鍛造アイアンの7番(ロフト32度)でキャリー145Yほどだが、180Yという『本当に7番?』と番手を確認するほどのビッグキャリーもあった。計算値になるがランは10Yも出ておらず、しっかり球が上がっているからだと推察できる。次に『i530』はシャフトがNSプロ 950GH neo(S)で試打。ふだん使用しているシャフトだからか、振り感が良く、球がしっかりとフェースに食いつく打感で気持ちよさを感じた。飛距離性能でいえば、7番で160Y弱と、自身のクラブよりも1番手から1.5番手ほど飛んでいた。打感、打音ともに心地よく、自分のクラブと比較してもほぼ同じ打感だった。
みんなのゴルフダイジェスト編集部