痛みに鈍感になってしまった人々を描く、幻灯劇場の新作「フィストダイバー」京都・東京で
「幻灯劇場 第11回公演『フィストダイバー』」が、9月13日から16日まで京都・THEATRE E9 KYOTO、12月27日から29日まで東京・浅草九劇で上演される。 【画像】幻灯劇場 第11回公演「フィストダイバー」チラシ裏(他3件) これは、幻灯劇場にとって「盲年」以来およそ3年ぶりのツアー公演。“超鈍感群像劇”と銘打った新作「フィストダイバー」では、痛みに鈍くなってしまったために日々の生活から現実味が消えてしまった現代人の、“痛みをとりもどす旅”が描かれる。作・演出を務めるのは藤井颯太郎。音楽を本城祐哉が手がける。 藤井は「『あまりに痛すぎるので、痛み止めを飲み過ぎてみたら、取り返しがつかないくらい痛くなくなっちゃった。焦る。』みたいな作品をつくりました。最近はあちこちでそんなことばかり起きてる気がします。平気な振りをして痩せ我慢したことが、数十年後、不思議な呪いになって帰ってくる。みたいな。痩せ我慢しちゃう人、観に来てください」とコメントした。 出演者には、京都公演に小野桃子、城野佑弥、中尾多福、今井秋菜、布目慶太、鳩川七海、藤井、東京公演に谷風作、村上亮太朗、松本真依、橘カレン、宇留野花、鳩川、藤井が名を連ねた。なお京都公演は、THEATRE E9 KYOTO U30創造支援事業の対象となっている。 ■ 幻灯劇場 第11回公演「フィストダイバー」 2024年9月13日(金)~2024年9月16日(月・祝) 京都府 THEATRE E9 KYOTO 2024年12月27日(金)~2024年12月29日(日) 東京都 浅草九劇 □ スタッフ 作・演出:藤井颯太郎 □ 出演 京都公演 小野桃子 / 城野佑弥 / 中尾多福 / 今井秋菜 / 布目慶太 / 鳩川七海 / 藤井颯太郎 東京公演 谷風作 / 村上亮太朗 / 松本真依 / 橘カレン / 宇留野花 / 鳩川七海 / 藤井颯太郎 ※U30、学生チケットあり。